恥ずかしながら私自身は料理が苦手であまり好きではないのですが、仕方なく家族分の食事を作ってます。せっかく作ったご飯を子供に嫌がられると、疲れ倍増です。
ただでさえ面倒な食事作り・・・。
これを関節が痛かったり、変形があったりすれば、どれだけ億劫だろうと良く思います。
(料理好きな方はすみません!)
関節リウマチ患者さん向けに、負担のかからない料理法や上手な手抜きの仕方など調べてみました。
ちょっとした工夫で楽になること
① 買い物は生協やネットスーパーを
お水やお米、玉ねぎなど毎日使う重いものは、届けてもらうのが楽ですよね。季節の野菜やお魚はスーパーへ、重い常備品は宅配、と使い分けるのもお勧めです。
② 工程をへらす
- お米は無洗米。
お米を研ぐのは大変です。私は無洗米しか買いません。
- ミールキットの活用。
生協やヨシケイ、オイシックスなど、いろいろあります。毎週月曜はミールキット!などと決めておくだけで気が楽になります。また、ミールキットを作るだけなら、普段料理をしない人にも頼みやすいです。
- カット済の野菜や肉を活用。
特にお肉は切るのが大変だし、切った後のまな板を洗うのも面倒です。豚バラなど、キッチンバサミで切ってしまうのも楽です。
- 時短調理家電の導入。
私はホットクックをよく使います。切った具材を入れてスイッチを押すと、おいしい煮物やカレーになります。鍋を見張らなくてよく、その間別のことができるので重宝します。
③ 作業しやすい環境づくり
- キッチンにはいすを置いて、休み休みやりましょう
- キッチンと食卓はできるだけ近づけ、配膳を少しでも楽にしましょう。
- 便利グッズを使う。
フライパンや鍋は軽いものを。計量スプーンではなく、ミニ計量カップ(大さじや小さじも量れます)。菜箸の代わりにキッチンへらやトング。ビンやペットボトルをあけるオープナー。みじん切りは包丁ではなく、チョッパーやフードプロセッサーで。
④ 片付け
お皿洗いは大変なので、食器洗い乾燥機があるといいですよね。賃貸でも、省スペースでもおけるタイプがあります。
他のメンバーと交代でやるのも大事です。
軽くて割れにくいお皿を使う、ワンプレートによそう等お皿の数をへらす、お皿の油汚れは紙で拭いてから洗う、なども工夫できるところです。
関節リウマチの症状には波があり、「今日はしんどい」という日もあると思います。
そんな時でも頑張って家事をしているという患者さんのお話を聞くと、もっと人に任せられたらいいのに、もっと楽をできたらいいのに、とよく思います。
一番の理想は、家族のほかのメンバーが料理や洗い物を代わることですが、なかなか難しいこともあるようです。そんな時は、外食にしたり、お総菜を買ってきたりするのもいいですよね。
「私はこんな工夫をしているよ」という技がありましたら是非教えてください。
関節リウマチに良い食材や料理のレシピを紹介しています。
こちらも参考にしてみてくださいね。
東京リウマチクリニックのリウマチナースのひとくちメモ
食事についてのリンクを貼っておきます!