手のヘバーデン関節炎
(ブシャール結節含む)の治療について
手の指のヘバーデン関節炎の場合、本物の関節リウマチと違って基本的には進行を止める特効薬のようなものはありません。
そのため整形外科に行ってもリウマチ科に行っても、あまり適切な処置がされずに放置されることが多いようです。
本院ではヘバーデン関節炎の治療についても今後取り組んでいきたいと思います。

その理由として5つあります
- ヘバーデンと思われていても実はリウマチが隠れているもしくは少しリウマチが混じっているケースがあること。
- 「リウマチでないから大丈夫」とは言っても、10年20年という単位で見ると本物のリウマチと変わらないレベルのひどい変形が出る人もいらっしゃること
- 原因不明の炎症性関節炎という意味では広い意味ではリウマチに含まれること
- ヘバーデンは炎症期と安静期を繰り返しながら変形が進んで行きますが、炎症の強い時期には本物のリウマチと変わらないレベルで痛みが強く応急処置的に局所の注射などで痛みを取ってあげる必要があること
- 「炎症の強い時期に炎症をコントロールすることで長期的な変形の進行を止める」とまではいかないまでも、遅くすることができる可能性があること
以上の理由によりヘバーデンの治療についてもこれから力を入れていきます。
本院での具体的なヘバーデン治療内容
- レントゲンおよび関節超音波(エコー)検査による適切な炎症評価
- 血液検査によるリウマチの除外診断
(リウマチ因子、CRP、CCP抗体など) - 関節エコーの結果炎症が強い場合には局所の抗炎症注射を検討。
- 局所治療が無効で、血清陰性関節リウマチ、もしくは末梢タイプの脊椎関節炎などが疑われる場合には適切な薬物治療も検討
- 血管や軟骨の老化つまりはコラーゲンの老化には、メタボリックシンドロームや高脂血症なども密接に関わってくるため同時に適切な食事や運動などの生活改善アドバイスを行う。
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- 神奈川リウマチクリニック
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- 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4−17
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- 天本 藤緒
- 開院日
- 2023年7月1日
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- 東京リウマチクリニック
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